酒を飲んでも眠れない。
寝床に入って平気で、
5時間、6時間。
これはホントたまらん。
寝るのは早くて朝の5時。
一時間半ほどするとカーテン越しに
うっすらと陽ざしが透けてくる。
そして、
リビングから家族の音がする。
やがて、誰かが出かける音。
時計はすでに8時を過ぎている。
で、11時を過ぎたころ、
ちょっぴりと眠気が訪れてきて、
うとうととしたような気がしたころ、
腹が立つアラームが鳴る。
これが二日、三日、四日と続くと、
いい加減うんざりする。
で、医者からもらった
弱い睡眠導入剤を飲む。
この手の薬、
今まで飲んだことのないわたし。
効く効く、めっちゃ効く。
いや、そんな生易しいものではない。
大袈裟でもなんでもない。
15時間ぐらい眠りっぱなし。
これには参った。
一日の始動の時間を
すっかり超えてしまっている。
睡眠をとるべきか。
仕事をとるべきか。
ようするに、
薬を飲むか飲むまいか、
毎夜、寝床で考えるのだ。
だからよけいに眠れない。
ホント、
困ったものだ。